モンテッソーリとは?

ABOUT MONTESSORI

モンテッソーリ
教育ってなあに?

モンテッソーリとは?
モンテッソーリとは?

子どもには生来、
自分で自分を育てる力
「自己教育力」
が備わっています。

子どもには生来、自分で自分を育てる力「自己教育力」が備わっています。
歩くことを教えなくても歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとしています。この自分の中にある力が発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。
モンテッソーリとは?

その力が発揮できるように
成長段階に合わせた
環境を作ります

その力が発揮できるように成長段階に合わせた環境を作ります
大人の仕事は子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、
子どもの発達をとことん観察し、成長段階に合わせて環境を整えてあげます。
モンテッソーリとは?
身の回りの環境を整えてあげると

子どもは、親の姿を見てその真似をしたがります。
料理、食事の準備、洗濯、おそうじなど、身の回りの環境に関心があるのです。
環境を用意し、やり方を教えてあげると、繰り返しながら楽しく覚えていきます。

料理

こども用の包丁を使ってゆっくり野菜を切っていきます

掃除

ほうきをコントロールしながら掃く動作を覚えていきます

洗濯

石鹸を泡立てるために何度もごしごししたり、汚れが落ちる様子を楽しんでいます

モンテッソーリ教育とは大人が教え込むのではなく、
子供の内に秘めた 可能性を引き出す ために環境を用意してあげることです。
子供はその環境しだいで限りなく成長することが出来ます。
ABOUT PIAJET

ピアジェ理論とは?

子どもが捉える世界は大人とは異なっており

そんな子どもの世界を説明する理論が ピアジェの認知発達理論 です。

子どもが捉える世界は

大人とは異なっており

そんな子どもの世界を説明する理論が

ピアジェの認知発達理論 です。

ピアジェの認知発達理論 ピアジェの認知発達理論
見たもの、聞いたもの、においなど、
外からの情報を理解するための
機能や能力のことを指します。
ピアジェの「認知機能発達」
4
段階
0~2歳
感覚運動期
感覚運動期
他社と自分を区別したり、形や役割を覚えていきます。
2~7歳
前操作期
前操作期
ものごとを自分の主観から見ていくようになります。
7~11歳
具体的操作期
具体的操作期
相手の気持ちを考えて言葉を選んだり、行動できるようになります。
11歳以降
形式的操作期
形式的操作期
説明や映像などから具体的なイメージを描くことができます。
知的好奇心が原動力
探求する、発見する、作り変える、組み合わせる 探求する、発見する、作り変える、組み合わせる
子どもが 
自らの知的好奇心から
活動した経験
 
によって
身につけた知識や能力は子どもの中にしっかりと根付き、
さまざまな分野でその能力を生かしていくことができます。
この活動的教育が、ピアジェ教育のテーマです。
POINT
1
子どもの自分でやりたい、
知りたい気持ちを大切に
子どもにとって見ること、知ること、動かすことは大きなよろこびです。その過程に失敗や苦労があったとしても努力をつづけ、成功したときに自分自身で成長したよろこびを感じることができ、さらに大きな活動にチャレンジすることができます。
ピアジェ教育は結果ではなく、このよろこびに満ちた努力の過程を大切にしています。
POINT
2
一人ひとりの発達段階に
合わせた教育
教育には適正な時期と順序があり、適切な時期に適切な経験や教育を受けることが大事です。それが早すぎても、遅すぎても身につけることはできません。
一人ひとりの発達に合わせて、無理することなく、さまざまな経験や課題に取り組んでいきます。
POINT
3
失敗を繰り返すことで、
新しい発見をしていく
子どもは小さな科学者です。誤りや失敗に自分で気づき、それを克服しながら解決の道を切りひらいていくことで新しい発見をしていきます。最初から正しい知識を教える従来の教育方法では子どもの発達は促せません。
大切なのは子どもがいろいろな方法で自由に考え、工夫したりする経験をゆたかにすることです。
これらの知的好奇心を育み、
考えて創ることの楽しさを取り入れた
めざまし
あそび
年中
年長
めざましあそび
めざましあそびにはおはじきやルーレット、絵カード、パズルなど、
子どもたちにとって興味や関心のある教具がたくさん入っています。
考える楽しさ、探求する楽しさ、自分の力でものごとを達成していく満足感が味わえます。
また子ども同士でかかわりながら能力をのばしていく教材です。
遊び例
年中さん
>さがしてあそぼう
さがしてあそぼう
-シールあそび-
森の中をよく観察して動物がどこにいるか探してみよう。見つけたら動物シールを貼ってね。
かくし絵の中から探し出す遊びを通して直観力と柔軟に視点変更できる思考力を育てていきます。
りすの冒険
りすの冒険
-迷路あそび-
りすが色々な動物に会いながらお城を目指すよ。お友だちのシートも繋げながら、どの道を通ればいいか考えてみよう。
迷路遊びを通して、見通しを立てて、考える力や判断力の基礎を育てていきます。
犬のおまわりさん
犬のおまわりさん
-シールあそび-
遊園地で迷子になってしまった動物のおかあさんを探してね!見つけたらシールを貼ろう。
たくさんある中から条件に合うものを探し出す遊びを通して、カテゴリに応じた識別力を育てていきます。
遊び例
年長さん
山小屋のおじいさん
山小屋のおじいさん
-シールあそび-
先生のおはなしをきいて4枚のカードを順番に並べてみよう。残ったカードは自由に並べかえて、お話を想像してつくってみてね!
物語を順序づける遊びを通して、想像力と系列化の思考力を育てていきます。
くるくるまわる
くるくるまわる
-ルーレットあそび-
ここは動物たちの遊園地。コーヒーカップに動物さんを乗せてみよう。イヌがリンゴのところにいるとき、ウサギはどこにいるかな?
位置関係を予測しながら円の動き方を知り、その法則性と因果関係を発見していきます。
遊び例
年少さん
動物園をつくろう
しるえっとかーど
-かたちあそび-
「しるえっとかーど」を見て何に似ているか考えてみよう!同じ形の「えかーど」を探して並べてみてね。
物の名前を確認したり、似た物、違うものに気付くことで、認知力・理解力・判断力を養います。
マリア・モンテッソーリ
マリア・モンテッソーリ
1870~1952 イタリア史上初の女性医学博士

マリア・モンテッソーリは、貧しい地域で子ども対象の教育や障害のある子ども達の教育における経験をもとに、早期の子どもの自発性やさらには、自己活動を尊重し、子ども達が自ら学べるようにと、教具の開発ばかりでなく広く教育理論を体系づけた偉大な精神科医であり教育者です。

 モンテッソーリ教育とは、現在では、アメリカやヨーロッパで広く知られている教育法で、子どもに合わせて特別に考え出された枠組みと自由との、微妙なバランスの上に成り立っています。子ども本来の要求を満たすために慎重に考案された教具を用いて、子どもを魅了するような環境をつくり出します。子どもがかたよりなく均整のとれた責任感あふれる幸せで、満ち足りた大人になるための自分をかたちづくってゆく力を、もっとも豊かに持っているこの時期に、しっかりとした基盤を与える教育です。一つの教室に年齢差のある子ども(3歳~6歳)がいることによって、縦社会の仲間とのかかわりを学びます。今、少子化の中で兄弟姉妹のいない家庭が多くなっていますが、教師が教え込み、しつけるのではなく、縦のつながりの中から、子ども達なりのルールで何がよくて何が悪いのかを発見し、学習体験してゆきます。

ジャン・ピアジェ
ジャン・ピアジェ
1896~1980 スイスの心理学者

スイスの心理学者。
20世紀において最も影響力の大きかった心理学者の一人。

知の個体発生としての認知発達と、知の系統発生としての科学史を重ね合わせて考察する発生的認識論を提唱。発達心理学者としては、「質問」と「診断」からの臨床的研究の手法を確立。子どもの言語、世界観、因果関係、数や量の概念などの研究を展開しました。

 ピアジェ理論とはジャン・ピアジェが提唱した発達的認識論です。
それは従来の教え込む教育ではなく、幼児自身の活動を中心とした教育です。そしてこれに成功するとき、自分自身が実際に成長したという大きな喜びを感じ、これがさらに次への成長の意欲となります。